初めまして!
6月の施設栄養士ブログは、三条市にありますつつじガーデン三条の管理栄養士、林がお届けします。
ブログ初投稿となりますので、よろしくお願いします(^^)
6月に入り、いよいよ梅雨入りが近づいてきました。
気温や湿度がぐっと上がるこの季節、気をつけたいのが食中毒です。
食中毒を引き起こす主な原因は「細菌」と「ウイルス」であり、特に細菌が原因となる食中毒は
夏場(6~8月)に多く発生しています。
代表的なものとして、腸管出血性大腸菌(O157等)やカンピロバクター、サルモネラ等が挙げられます。
これらの細菌が引き起こす食中毒は、みなさんが毎日食べているご家庭の食事でも発生する可能性があります!
そこで、今回はご家庭で気をつけたい食中毒予防のポイントをご紹介します♪
食中毒予防の3原則は
食中毒菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」
<その1>食中毒菌を食品に「つけない」ために・・・
- 基本はこまめな手洗い!
手には様々な雑菌が付いています。手を介して食中毒菌をひろげないよう、次のようなときは手を洗うよう心がけましょう。
・調理を始める前
・生ものや卵を取り扱う前後
・調理の途中で鼻をかんだり、トイレに行ったとき
・食事の前
入所したときはご利用者様にも手洗い・うがいをお願いしています✿
- 食中毒菌が料理に付かないよう、調理器具を分けましょう!
<その2>食品に付いた食中毒菌を「増やさない」ために・・・
- 生鮮食品は、購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう!
- 調理後の食品は室温に長く放置しないようにしましょう!
<その3>食品や調理器具についた食中毒菌を「やっつける」ために・・・
- 加熱して調理する食品は十分に加熱しましょう!
- 調理器具はよく洗って清潔にしましょう!
※ノロウイルスなどのウイルスによる食中毒の場合は、上記に加えて
キッチンへウイルスを「持ち込まない」、「ひろげない」ことが重要となります!
体の抵抗力が落ちている高齢者は食中毒になると重症化しやすいです。
食中毒にならないよう、普段から予防を心掛けたいものですね◎
最後までご覧いただきありがとうございました!
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