こんにちは!
新潟市秋葉区新津本町にある、さくらんぼ薬局の管理栄養士 森田みずきと申します。
今月のブログを担当させていただきます。よろしくお願い致します(^^)/
今回のブログでは、管理栄養士の私が最近気になったことについてお伝えします!
それはズバリ・・・・・・
大豆ミートについて!!
最近、スーパーに行くと大豆加工品の多くを目にすることが増えました。
そのなかでも一躍注目を浴びているのが、「大豆ミート」です。
聞いたことがある方も多いと思います。
大豆ミートとは、大豆から作られたお肉そっくりの加工食品のこと。
味や食べごたえを肉に似せて作っているため、大豆「ミート」と呼ばれています。
大豆ミートは、油分を絞ったあとの大豆粕(だいずかす)を、加熱・加圧して作られています。
主な原材料は大豆で、肉は使用してないのですが、最近では、本物の肉と味や風味までそっくりなものが作られており、まるで本物の肉を食べているかのような満足感を得られる製品が増えています。
では、なぜこのような大豆ミートが注目を集めているのでしょうか?
それは、以下のようなメリットがあるためです( ^^ )
①低カロリーで高たんぱく
大豆ミートの栄養成分は、100g当たり120kcalで、たんぱく質は15.4gです。
この値は、牛肉・豚肉・鶏肉(ひき肉)と比較してカロリーが少なく、たんぱく質はほとんど同等に含まれています。
②食物繊維が豊富
野菜類や海藻類に多く含まれている食物繊維が、大豆ミートはとても豊富です。
食物繊維はおなかの調子を整えるはたらきがあり、日本人は不足しがちな栄養素です。
お肉を食べている感覚で食物繊維が取れるのはお手軽でありがたいですね。
③コレステロールが含まれていない
コレステロールは人間に必要な栄養素の1つですが、過剰に摂取してしまうと、動脈硬化などの血管の炎症を引き起こす原因になります。生活習慣病が気になっている方にも、大豆ミートはお勧めです。
④ビタミン・ミネラルなどの大豆由来の栄養素が豊富
大豆にはお肉にはあまり含まれないカルシウム、カリウム、鉄分、銅などのミネラルや糖質の代謝を助けるビタミンB1が多く含まれています。
⑤長期保存が可能
大豆ミートにはさまざまな種類があり、その中に「乾燥タイプ」というものがあります。
乾燥タイプの大豆ミートの賞味期限は、製品によって違いますが常温保存で約1年間です。
・・・などなど、たくさんのメリットがあります。
個人的には「⑤長期保存が可能」がとてもうれしいなと思いました。
ひき肉は賞味期限が短く、なかなか冷蔵庫にストックというのが難しいです。
突発的にひき肉を使った料理を使いたい!となったときに、大豆ミートを必要量使えるのがすごく利点になると感じました☺
「大豆ミート」と聞くと、ベジタリアンやヴィーガンの方向けの商品だと思う方も多いかもしれませんが、
・お肉を食べたいがカロリーが気になる方
・コレステロールの摂取を控えたい方
・ビタミン、ミネラル不足が気になる方
・・・にお勧めの商品です!
また、「ちょっと食べすぎたな」という時の次のお食事に大豆ミートを取り入れるのもいいかもしれません。
日々の食事に取り入れて、バランスのいい食事を摂取できるよう食品選択していきましょう!
最後に、大豆ミートを使ったレシピを紹介します!!
万能!大豆ミートソース
材料(4人分)
大豆ミート ミンチ(水戻し後) |
… |
200g ※水戻し前で100g相当 |
玉ねぎ |
… |
1個 |
にんじん |
… |
1/2本 |
にんにく |
… |
1かけ |
カットトマト缶 |
… |
400g(1缶) |
オリーブオイル |
… |
小さじ1 |
●ローリエ |
… |
1枚 |
●赤ワイン |
… |
大さじ2 |
●コンソメ |
… |
大さじ1 |
●砂糖 |
… |
大さじ1 |
●塩 |
… |
小さじ1 |
1)大豆ミートを水戻しする(商品パッケージの指示に従ってください)。
2)たまねぎ、にんじん、にんにくをみじん切りにする。
3)フライパンにオリーブオイル、1)、2)を入れて火が通るまで炒める。
4)カットトマトと●を入れ、一度強火で煮立たせ、その後中火で水分が飛ぶまで炒める。
5)ローリエを取り出し、塩・こしょう(分量外)で味をととのえて完成!!
食べてみた感想は、「あれ、これお肉と変わらないなあ」でした。
ミンチタイプで調味料がよく絡み、大豆のにおいが気にならなかったからかもしれません。
パスタやパン、ごはん、チーズをかけてアレンジしたりなどなど・・・
いろいろなレシピに合うので、ぜひ試してみて下さい!!
今回のブログはここまで!
お読みいただきありがとうございました。
次回の栄養士ブログもお楽しみに( ^^ )ノシ
【参考サイト】
1)https://daizumito.com/html/about/