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2024.01.10

元旦の日

介護施設栄養士
栄養士だより

新年あけましておめでとうございます。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

 

今月ブログを担当する、つつじガーデン三条裏館の伴内です。
今回は、元旦の食事についてお伝えしたいと思います。

 

私が勤務する施設では、10時にコーヒーを提供していますが、元旦の日はおめでたい日なので桜湯を提供しました。
桜の塩漬けを浮かべ、皆さんに飲んでいただきました。



桜の花の抽出物には、肌のシワやたるみの原因になる物質を抑制する作用があります。
そのため、最近では老化を抑制する食品として、注目されています。

お昼は、お正月献立(おせち盛り合わせ)でした。

 

古くから、元旦は年神様をお迎えし、1年の豊作と家族の安全を祈願します。
三が日の間は神様をお迎えしているため、炊事をしないという風習から日持ちのする料理を年末に作っておいて三が日に食べるという風習がありました。


・お赤飯
・雑煮汁
・松風焼き(お弁当箱の右手前)
・黒豆ときんとん(お弁当箱の左手前)
・伊達巻とかまぼこ(お弁当箱の右奥)
・桃の缶詰(お弁当箱の左奥)



みなさん、残さずきれいに召し上がっていました。

おせち料理には、おめでたい意味やいわれがあります。
・松風焼き・・・表面にごまや青のりなどをまぶすが、裏面は何もしないことから、裏のない、隠し事をしない正直な生き方ができるように
・黒豆・・・邪気払いと黒く日焼けするほどマメに(勤勉に)働けるように
・きんとん・・・漢字で「金団」と書くので金運を呼ぶ縁起物
・伊達巻・・・形が巻物に似ているため知識が増えるように
・かまぼこ・・・赤色は魔除け、白色は清浄を意味する

また、おせち料理には重箱に詰めるのが一般的ですが、「福が重なるように」という意味が込められています。

今年も、ご利用者様の安心・安全を考え、笑顔で過ごしていただけるように、祈願したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

介護施設栄養士
おやつレク, 栄養士だより

つつじガーデン宮内 栄養士の嶋田です 🙂 
皆さん、おやつは好きですか?
私はおやつが大好きです!
甘いもの、塩辛いもの、硬いもの、軟らかいもの色々ありますよね。
おやつは3食の食事だけでは不足しがちな栄養素の補助として、健康を守るためにとても大切な役割があります。
高齢者は特にたんぱく質・ビタミン・ミネラルが不足しがちな栄養素です。
たんぱく質…乳製品・卵・豆類など
ビタミン・ミネラル…野菜・果物など
が多く含まれており、おやつに取り入れやすい食材です。

今回は、つつじガーデン宮内で不足しがちな栄養素を楽しみながら美味しく食べて頂いている様子をお伝えします 🙂

まずは、卵と牛乳をたくさん使ったフレンチトーストです。
たんぱく質は加齢に伴う筋肉の損失を減らすためにとても大切です。



軟らかくて食べやすく、とても好評でした!

そして、つつじガーデン宮内では定番の手作りおやつの”生どら焼き”です。
ホットプレートで皮を焼き、あんことホイップを混ぜたものを挟みます。
いつも大好評で会話も弾みます!

こちらは、厨房の大きなスチームコンベクションで焼き上げるパウンドケーキです。
ふわふわで、これも卵と牛乳たっぷりおやつです。

ホット梅ドリンクです。
今年、皆さんに作っていただいた梅ジュースをお湯で割って飲みました。
毎日同じ飲み物では飽きてしまうので、時々違う飲み物で楽しんでいます。
おやつにゼリーや果物でも水分補給が簡単にできます。
寒くなるとついつい水分を控えてしまうので、水分補給を忘れずに!

梅ドリンクは男性にも女性にも喜ばれる飲み物です。

施設ではおやつレクリエーションで職員と一緒におやつを作ったり、大勢で食べることで会話も増え、楽しい!美味しい!をたくさん感じていただきたいと考えております。
次回もお楽しみに!

つつじガーデン坂井
介護施設栄養士, 栄養士だより

10月の栄養士ブログを担当します、つつじガーデン坂井の平原です。

 

ようやく暑い夏が終わり、秋がやってきました!

読書の秋、スポーツの秋・・・などありますが、

やはり管理栄養士として気になるのは「食欲の秋」ですね!

秋は、さつまいも、くり、かぼちゃをはじめとして、サンマやきのこなど、

おいしいものであふれています!

 

今回のブログでは、「きのこ」を紹介したいと思います。

 

きのこは、しめじ、えのき、舞茸、しいたけ、マッシュルーム、エリンギなど

たくさんの種類がスーパーで売っています。

価格も安定しており、比較的安く手に入るため、

節約食材として重宝している方も多いのではないでしょうか?

そんな魅力たっぷりきのこの豆知識について、お話したいと思います。

 

①食物繊維

えのき、しめじ、なめこなどには、1パック当たり約2~3g食物繊維が含まれています。

日本人は、どの世代でも食物繊維が不足していると言われています。

カレーや煮物、これからの季節においしい鍋は、きのことの相性抜群なので

いつもの材料にきのこをプラスすることで、手軽に食物繊維を取ることができます。

 

②うま味成分

きのこには、うま味成分の「グアニル酸」が含まれています。

昆布だしが効いた料理にきのこを入れることで、

昆布のうま味成分「グルタミン酸」ときのこのうま味成分「グアニル酸」、

2種類のうま味成分が入り、「うま味の相乗効果」でうま味が一段と強くなります。

うま味が強い料理は、塩味を引き立てる効果があるため、

煮物やみそ汁にきのこを使うと、おいしく減塩できます!

 

③ビタミンD

骨を強くすると言えばカルシウムですが、

そのカルシウムの吸収を良くしてくれるがビタミンDです。

ビタミンDは、きのこの中でも舞茸やエリンギに多く含まれています。

乳製品を使う料理にきのこを入れることで、

乳製品に含まれるカルシウムを効率よく摂取できるのです!

シチューやクリーム煮などに入れてみてはいかがでしょうか?

 

料理の味を邪魔せず、栄養たっぷり・かさ増しもできるきのこを食べて、

おいしく健康な秋を過ごしてください!

 

来月の栄養士ブログもお楽しみに♪